近年「首が痛い」若年層が増えています。若いのになぜと思いますが、その主な原因は、スマートフォンを使う姿勢なんです。画面をのぞき込むようにうつむき自然と猫背になってスマートフォンを使っている人、電車の中でも多くみかけます。 特に20代では55.5%が前傾姿勢を示し、最も高い割合を示しています。 30代でも44.5%と半数近くが前傾傾向にあり、若年層全体で高い割合を示す結果が得られたと言われています。

長時間悪い姿勢をとっていると、首の骨がまっすぐになってしまい、肩や首の痛みをともなうことがあります。

この状態が自律神経に影響を与えることがあります。

首の骨は背骨の一部で、首にあたる部分は「頸椎」と呼ばれます。この頸椎は、7つの骨つながりあって構成されています。

スマホ首とは、本来緩やかに前弯してつながっているべき椎骨が、まっすぐになってしまっている状態をいいます。

まっすぐではいけないのという人もいらっしゃいますが、本来人間の首の骨は、頭の重さを分散して支えるために緩やかに前方へカーブしている状態が正常です

スマホ首と自律神経の関係
首の緊張による血流悪化
→ 首や肩の筋肉が硬直し、血流が悪くなると、自律神経が乱れやすくなります。

交感神経の過剰な働き
→ スマホを見続けると、交感神経が優位になり、リラックスしにくくなります。

副交感神経の働きの低下
→ 副交感神経が抑えられ、不眠や疲労感につながることも。

脳への影響
→ 首のこりが脳への血流を妨げ、頭痛やめまい、集中力低下を引き起こすこともあります。

スマホの使いすぎが続くと、自律神経の乱れによる不調（頭痛、不眠、疲労感など）につながることがあるので、適度な休憩と姿勢の見直しが大切です

当院では自律神経を整える事により良い姿勢がキープをすることで睡眠がとれ、結果症状の改善などに努めていきます。

スマホ首でお悩みの方はご相談下さい