坐骨神経と呼ばれる大きな神経が刺激されたり圧迫されたりすることで発生する痛みのことを指します。坐骨神経は、腰からお尻、太ももの後ろ側を通って、足先まで伸びる神経です。
20代で発症する人が最も多く、症状として坐骨神経痛があらわれる人も少なくありません。
一方、腰部脊柱管狭窄症の場合、大半は加齢によって起こります。 ですが、「年をとったから仕方ない」と見過ごすのは危険です。 神経が強く圧迫されるようになると、下肢のマヒや排尿障害など深刻な症状が出てきて日常生活に支障が出るようになります。
坐骨神経痛を患う人の多くが、肩こりや頭痛のほか、めまいや動悸、不眠といった症状を併発しています。これらは、自律神経が乱れることで現れる代表的な症状です。あなたにも、心当たりがあるのではないでしょうか。
自律神経と坐骨神経痛には密接な関係があるといわれています。自律神経のバランスが乱れる原因として代表的なものが、ストレスです。
・ストレスは交感神経と副交感神経のバランスを崩す
自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があり、これらの神経が交互に優位になることによって体の状態を保っています。
交感神経が優位になると、呼吸や心拍数が早まります。副交感神経が優位になると、ゆったりとリラックスした状態になります。この切り替えは、自然に行われます。
しかしストレスが溜まり、緊張状態やイライラした状態が続くと、交感神経が優位に働き続けることになります。なかなか切り替えがうまくいかない状態が続くことで、自律神経のバランスが崩れてしまいます。
・ストレスは血行不良につながる
自律神経が乱れると、全身の血流が悪くなります。筋肉に血液がうまく行き届かなければ固くこわばり、痛みを生じてしまいます。また、冠動脈のけいれんが起こることもあります。すると、めまいや動悸といった症状が現れます。
・ストレスは体をこわばらせる
交感神経の働きが高まると、筋肉は緊張します。つまりストレスが続くと、体は硬くこわばります。このこわばりによって筋肉が疲労し、痛みを招いてしまいます。
・腰痛そのものがまたストレス
体の痛みはいうまでもなく精神的ストレスの元です。腰痛そのものがまたストレスの原因となり、悪循環に陥ってしまいます
当院では自律神経を整え、体のバランスの改善し、「姿勢が良くなり 、睡眠がしっかり出来ること」を目標に施術を行います。 痛みや症状は先生ではなく 、健康な身体が改善させます。
坐骨神経痛でお悩みの方はご相談下さい