初めまして
かぐらざか整骨院の小林です
今回は脊椎側湾症についてです。
背骨は頭から骨盤までを、理想的には、正面から見るとまっすぐに、横から見ると頚椎は前に向かって、胸椎は後ろに、そして腰椎は前に向かって弯曲し、緩やかなS字型を形成してバランスよく身体を支えています。この形が崩れることを脊柱変形と呼び、左に曲がってしまうものを脊柱側弯症といいます。
側弯症は10代など成長期にあたる時期に起こりやすく、不調が出やすいと言われています。
その一つに自律神経の不調も挙げられます。
脊椎側彎症は、脊椎が左右に曲がり、ねじれを伴う状態です。
1. 脊椎側彎症と自律神経の関係
1) 脊椎の構造と自律神経の関係
自律神経は、脊髄を通じて全身に信号を送る仕組みになっています。
脊椎側彎症があると、脊椎やその周囲の神経が圧迫されたり、機能が妨げられたりすることがあります。その結果、自律神経の働きに影響が出る場合があります。
2) 血流や内臓機能への影響
自律神経は心拍数、呼吸、消化などの内臓機能を調整します。
脊椎の歪みにより、周囲の筋肉が緊張したり、血流が悪化したりすることで、内臓機能が低下することがあります。
3) 神経圧迫と症状
脊椎側彎症による神経圧迫が、交感神経や副交感神系に経に影響を与えると、以下のような症状が現れることがあります
・胃腸の不調
・体の痛み
・呼吸が浅くなる
・疲労感や倦怠感
・動悸や不安感
・冷えやほてり
自律神経の働きを改善することにより上記の症状は改善されることが多いです。
お悩みの方は是非ご相談下さい。